Dama's diary

思いつくまま 気の向くまま 好きなこと 書き留めます

正しいことを言うときは人を傷つける

朝日新聞 鷲田清一さん『折々のことば』(2017.1.10)より。

 

竹下登元首相が石破茂衆議院議員に言われたことば。

 

「お前は常に自分が正しいと思っているだろう。

 しかし正しいことを言うときは人を傷つけるということを知っておけ。」

 

出典先と思われる全国清掃事業連合会のホームページの記事(石破茂君を囲む会2013)にはさらに、こう続いていた。

 

「そして自分だけが正しいと思うなよ。」

 

つい先日職場で上司にあることに関する対応方法の変更を進言したところ

「それは間違っている!そのままでいい。」

と言われた。

私は以前同様のケースで前の上司からは

このように変更するよう指示されたと話すと

「それは違う。その人が間違っている。」とかなりキレ気味に。

しかしその場で話し合いを行い

結局はお互いの折衷案でいこうということになった。

 

後で改めて調べてみたが

自分の考えは法的にも間違っていないことを確認できた。

そこで

「やはり自分が言っていたことが正しい。連休明けにそのことを伝えなければ」

と思った。

 

今日で連休3日目。

冷静に考えてみるともう言う必要はないよなと。

 

上司が折衷案としたということは

自分の非をわずかながらでも認めたということ。

もうそれでよしとしよう。

 

「ういっしゅ」

 

ラーメン食べたい

ケーキの次はラーメン。

 

作詞・作曲 矢野顕子さんの歌。

「 ラーメンたべたい 
  ひとりでたべたい
  熱いのたべたい  

  ラーメンたべたい
  うまいのたべたい
  今すぐたべたい

  チャーシューはいらない
  なるともいらない
  ぜいたくいわない

  けど けど
  ねぎはいれてね
  にんにくもいれて
  山盛りいれて

  男もつらいけど
  女もつらいのよ
  友達になれたらいいのに

  くたびれる毎日
  話がしたいから
  思いきり大きな字の手紙読んでね 」

 

初めて出かけた奥田民生さんのコンサートで

途中彼が突然この歌をギター1本で歌った。

何だ?この歌は?不意を突かれた感じだった。

でもただただかっこよかった。

この時以来、忘れられない曲になった。

 

彼はこう歌う。

「女もつらいけど 男もつらいのよ」

 

糖質ダイエット中の私の心からの叫び。

「おいしいラーメンたべたい!」

ケーキは食べたらなくなる

4月の終わり。

フジテレビ「LOVE MUSIC」に出演していた

オザケンこと歌手の小沢健二さんが語っていたときに

持ち出した英語のことわざ。

 

最近の日本のお笑いについて

自分はどこがおもしろいのかわからなくなってしまった。

でもそのかわりに他でわかるようになったことがいっぱいある。

だからいいんだ。

「ケーキを食べたら、持っているということはできない」

っていうでしょ。・・・

 

とそんな感じで使っていた。

正直初耳だったので調べてみたら英語では

“You can’t have your cake and eat it too.”

 

何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない。

当たり前のようですが

それがなかかなできず

さらにはそのどちらも得ることができないこともよくある。

 

このフレーズ、シンプルでいいね。

ポケットに入れておこう。

 

それにしても

最近音楽活動を再開したオザケンさんは

歳を重ねていい感じになったなあと。

そして

横顔がおじさんの小澤征爾さんによく似ていると思った。

 

告白

湊かなえさん原作の映画「告白」をTVで見た。

少し前のものだが、話題になっていたのは知っていて気にはなっていた。

映画をみて久しぶりにストーリーに引き込まれ、

最後まで集中してみることができた作品だった。

 

「これからあなたの更正が始まるのです」

・・・

「なんてね」

主人公の女教師(松たか子)がシニカルな笑みを浮かべた顔で

そう言ったところで映画は終わる。

 

ラストで一気に何かから解き放たれた。

でもすっきりはしていない。

かといってもやもやもしていない。

何なんだろう。この気分。

不思議な感覚。言葉がみつからなかった。

 

ちなみにラストで大どんでん返し(?)が起こり

どちらかというと「やられたーっ!!」って感じで楽しめる

ボクのおすすめ映画3作品は

シックス・センス

ユージュアル・サスペクツ

「スコア」

です。

また春がきた

選抜甲子園が今日開幕。

行進曲「恋」がどうアレンジされているのか開会式を見ようとテレビをつけたら

入場はもう済んであいさつが行われていた。

式の最後に、阿久悠作詞 谷村新司作曲の

大会歌「今ありて」という曲の演奏・合唱があった。

「 新しい季節のはじまりに

  新しい人が集いて

  頬そめる胸のたかぶり

  声高な夢の語らい

  ・・・         」

この歌詞をきいて

いよいよ春、新しい季節がやってきたと実感。

準備は・・・OKじゃないけど。

ここのところいつもそんな感じでバタバタと過ごすこの年度末、年度初め。

またがんばりますか。

 

 

逃げるは恥だが役に立つ

2016年の面白いドラマの1つでした。

「逃げるが勝ち」とはいいますが

逃げるは恥だが役に立つ」は初めて聞いた文言。

ハンガリーのことわざ「Szégyen a futás, de hasznos.」の和訳で

「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」という意味だとか。

中には「自分の戦う場所を選べ」とか「自分の土俵で戦え」

さらには「短所に目を向けるんじゃなく長所を伸ばす努力をしろ」

なんて解釈しているものもありますが、ふ~ん。

 

「逃げる」で思い出したこと一つ。

夜回り先生こと水谷修さんが講演会で語った若者へのメッセージ。

「ドラッグには、絶対に手を出すな。

 もしもそういう場面に出くわしたら、とにかく逃げろ。

 広い方へ。明るい方へ。人の声のする方へ。やつらは、夜の人間だ。

 明るいところが苦手だ。・・・」

 

「逃げる」はどうしても否定的、消極的なイメージがつきまとうが

必ずしもそうではないことに気づくことができました。

そんな私は「逃げず」に恋ダンス練習開始です。

 

2016年に観たテレビドラマのベスト1は

NHKBSプレミアムよるドラマ『ママゴト』でした。

タイジの演技が素晴らしかった。

というか素のままなのかもしれない。

かわいかった。そして、せつなかった。