雨のうた

今年は空梅雨？と思っていましたが

梅雨前線や台風の影響で

本格的な梅雨となりました。

大雨のために被害にあわれた方に対し

お見舞い申し上げます。

先日テレビで

雨ソング１番は？　”昭和”ＶＳ”平成”

というのをやっていました。

”昭和”の曲では「氷雨」（佳山明生さん）

”平成”は「はじまりはいつも雨」（ＡＳＫＡさん）

でした。

根拠はよくわかりませんが・・・

私にとっての一番は

男声合唱組曲「雨」の中に収められている

「雨」という曲です。

詩人八木重吉さんの詩に

合唱界では知らない人はいない多田武彦さんが曲をつけた

男声合唱界での名曲です。

混声合唱曲にもなっているそうですが

男声合唱の方が絶対にいいです。

もとの詩はこうです。

『　雨のおとがきこえる

　　雨がふってふってゐたのだ

　　あのおとのようにそっと世のためににはたらいてゐよう

　　雨があがるようにしづかに死んでゆこう　』

最後の２行の生き方の手本のようなこの詩を

男声合唱の響きにのせて聞くと

なんだか心が落ち着きます。