さようなら 秋
今日は本当に寒かった。
寒さが身にしみて
秋が深まってゆくとともに物悲しくなり
憂鬱になります。
ぼんやりとしていると
秋山邦晴さん作詞、武満 徹さん作曲の
合唱曲「さようなら」のフレーズがどこかから
浮かんできました・・・。
過ぎてゆく時に
去っていく人、ものに・・・さようなら。
オフコースの「さよなら」の方が
名曲でしょうけど。
『 さようなら
凍ったガラスの淋しい顔
<昨日>
その文字は消えてしまう
さようなら
あなたのからだの遠い何処かで
恋が
枯木のように身震いする
さようなら
あなたの指は
髪の毛のなかで
美しく 石のように羞じらっている
さようなら
あなたのなかにわたしの
わたしのなかにあなたの
さようなら
あなたのなかに
わたしは部屋を
限りなく探しつづけている 』